ロシアの教授 ベトナム東部海域について見解

(VOVWORLD) - 全世界が新型コロナに対応しているものの、中国はベトナム東部海域でベトナムを始めとする東南アジア諸国の漁民の活動を妨げたり、東南アジア諸国の排他的経済水域で石油ガス探査を行なったりするなど、同海域の情勢を複雑にしており、ベトナムなどの合法的権利を侵犯しています。

これは、ロシアのサンクトペテルブルク国立大学遠東諸国歴史学科のVladimir Kolotov教授がロシアのスプートニク通信社のインタビューに答えた際に、強調したものです。

Kolotov教授によりますと、中国は、1982年国連海洋法条約やDOC=海上行動宣言など、自国が締約した国際的な文書に違反しているのに対し、ベトナムは国際社会の責任あるメンバーとして国際法に基づく自国の姿勢を明らかにするとともに、中国に国際法の遵守を求めています。こうした状況を前に、ベトナムは世界各国に自国の立場を紹介する必要があると述べ、世界各国は同海域でのベトナムの合法的な権利を知るべきであると強調しました。

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